カレーに欠かせないお米の話
カレーとは切っても切れない「お米」について今回はお送りします。「お米」と一口に言いますが世界にはたくさんの稲の種類が存在しています。
それらを大きく分けると「ジャポニカ米」、「インディカ米」、「ジャバニカ米」の
3種類に分ける事ができます。
ジャポニカ米は日本で主に食べられている稲の種類です。
粒の長さが短めで、粘りがありもちもちとした食感になる事が特徴です。
対してインディカ米は粒の長さが長めで、粘りが少ないです。
ジャバニカ米は粒が大きく味があっさりしています。粘りが出ますが、
ジャポニカ米よりは粘り気が少ないです。
それぞれの米の特徴にあわせて、粘りのあるジャポニカ米は「炊く」料理方法が発展し、
粘りのないインディカ米は「焼く」「煮る」などの調理方法が発展しました。
ジャポニカ米をチャーハンにすると粘りが出てベタベタしてしまいがちですが、
粘りのないインディカ米でチャーハンを作れば簡単にパラパラのチャーハンを作ることができます。
同じ要領でパエリアやリゾットもインディカ米の方がお米の性質として向いているのです。
カレーの本場インドでも米はたくさん食べられています。
日本も米の食文化の国として負けていられませんね。
2012-06-15 16:15
コラム
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