世界のカレーから - タイ編 -
今回は世界のカレー事情 - タイ編 - をお話します。タイと言えばトムヤムクンやフォーなど、有名な料理が沢山あります。
実はカレーもかなりポピュラーな料理なのです。
ただ、タイではタイカレーの事はカレーとは呼びません。
「カレー」とは日本式のカレーの事を指します。
なので、カレーとは言わずに「ゲーン・○○」と呼びます。
ゲーンという言葉は、汁物という意味です。
なので、現地で注文するときはゲーンに何か言葉を付け加えます。
タイでは、気候の特徴からたくさんの香草が取れます。
香草は発汗を促すものが多く、汗をかくので体を冷やしてくれます。
なので、カレーは常夏のタイの気候に適した食べ物なのですね。
タイカレーは使うスパイスごとに種類が変わり、
1.青唐辛子を使ったグリーンカレー
2.赤唐辛子を使ったレッドカレー
3.ターメリックを使ったイエローカレー
の3種類に大きく分ける事ができます。
このどれにも使うのがココナッツミルクです。
カレーに濃厚さを加えます。
栄養満点のココナッツミルクと、ピリッと効いた唐辛子。
これらが合わさって不思議な味わいを作り上げます。
タイカレーはクセが強すぎて苦手、という方も多いと思います。
日本人の口に合うようにアレンジしたタイカレーもあります。
これを機に是非タイカレーを食べてみてくださいね。
2012-06-15 18:07
コラム
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