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日本古来のスパイスをご紹介

今回は古くから日本でも使われてきたスパイスについて、 いくつかお話をさせていただきます。

【ジンジャー(生姜)】
カレースパイスとして利用する時には、干したものを粉末状にしますが、
すり下ろして風味付けに使用したり、漬物にしたりと用途は幅広いです。
生姜の辛味成分は主としてショウガオールという物質によって作られ、
血行の促進や殺菌作用が主な薬理作用として知られています。
冷え性の人には生姜汁なんてよく聞く話ですね。
すがすがしい香りと辛味が好まれ、主菜だけではなく飲み物やお菓子にも利用されます。
(生姜の煮付け、ジンジャーエール、ジンジャークッキーなど)

【ガーリック(にんにく)】
にんにくは「忍辱」とも書き、その強い香りを耐えて食べる事から 「匂憎(においにくむ)」の略とも言われています。
このにんにくの強い香りのもとは「アリシン」という物質で抗菌作用、 疲労回復、血栓予防作用を発揮するそうです。
調理する際には主に炒めものの香り付けや薬味に使う事が多く、 細かく切れば切る程香りが強くなります。
炒める時は低温の状態から入れるよう注意しましょう。
炒めすぎて焦がしてしまうと苦みが出てしまいます。

【山椒】
春には「木の芽」と呼んで葉の香りを楽しみ、花後の未熟な実を「青ざんしょう」と言いこれまた香りの高いものです。
山椒はその香りの高さから魚類の臭み消しにも効果があります。
また実には辛味(舌をしびれさせるような辛味と刺激)を持っているので、鰻の蒲焼には定番になっていますね。
同属別種の山椒で中国のミックススパイス「五香粉」のうちの1つに花椒(ホアジャオ)と いうものがありますが、
これは主に四川料理で多用されていて、 古くから健胃、消炎、利尿に効果があるといわれています。
中華風カレーには多くの場合、山椒が使われています。
冷蔵庫に余っている山椒を入れてみてはいかがですか?
※オリエンタル製品には山椒が使われているものはありません。

「スパイスやハーブはインドのもの」というイメージが強いですが、
日本でもスパイスを昔から使っていた、という事がおわかりいただけたかと思います。
コラム

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